耐震リフォーム
当社は、『日本木造住宅耐震補強工事協同組合』の会員で、『耐震診断士』2名の体制で地域の住宅の『無料耐震診断』を実行させていただいております。皆様の命と財産を守る事が仕事と考え、多くの住宅を大地震に耐える建物に補強して安全な住宅を増やして行きたいと考えています。
『耐震診断』から『屋根・外壁診断』・『床下(基礎・防蟻)診断』・『地盤調査』等建物に関する調査・診断・改修を行い、皆様が安心して暮らせる家を提供して参ります。
耐震診断の対象
耐震診断の対象となる家屋は、以下の全てに該当するものとなります。
木造在来工法2階建て以下の家屋であること
枠組壁工法(2×4住宅)、鉄骨造、コンクリート造、混構造(木造とその他の構造の混在)、伝統工法、3階建て以上の物件の耐震診断は承ることが出来ません。
持ち家であること
借家の物件の耐震診断は承ることができません。
昭和25年以降平成12年(2000年)5月までに着工された家屋であること
平成12年(2000年)6月に建築基準法が現在のものに改正され、耐震に関する基準が強化されました。
その後に建築された家屋は基本的に改正後の建築基準法に則って建てられているため、耐震診断は基本的に必要ないと思われます。
借家の物件の耐震診断は承ることができません。
昭和25年以降平成12年(2000年)5月までに着工された家屋であること
平成12年(2000年)6月に建築基準法が現在のものに改正され、耐震に関する基準が強化されました。
その後に建築された家屋は基本的に改正後の建築基準法に則って建てられているため、耐震診断は基本的に必要ないと思われます。
上記以外の建物での耐震診断をご希望の方は、当社と提携している構造一級建築士事務所
に委託させていただいております。この場合の耐震診断には費用が発生いたします。
実際の耐震診断
梁の取付状態の確認
木造住宅の場合木材の止め方で強度が違います。金物が使用されているか調査します。
小屋組みの確認
屋根を乗せている構造も確認します。補強金物が適正にとりつけられているか調査します。
屋根の雨漏り等の確認
自分で気かない内に雨漏りしている場合があります。屋根下地に腐りや雨漏り跡が無いか調査します。
壁内部の筋交いが有るかの確認
地震に対する耐力が有る壁には筋交いが入っています。筋交いの量・大きさ・止め方等を調査します。
床下の基礎及び大引き束の確認
意外と床下の湿気は多いものです、カビや木の腐りの原因です。床下の湿気・シロアリ等の被害が無いか調査します。
床下の異常が無いかの確認
気づかぬ内に家がずれて束が外れそう。
束と束石の接合ずれ・浮きを調査します。
束の曲がり等の確認
束が斜めに傾いていたり床下に草が生えている。カビやシロアリ・木の腐りと意外と多い物です。
束の浮きの確認
地盤沈下の影響か束が束石から浮いている
基礎のクラックの確認
基礎内外からの写真です、内部まで達するクラックも意外と多い物です。コンクリートの強度割れ等を総合的に判断します。
床下の漏水確認
束に漏水していますこのこのまま行くと腐敗が始まります。特にキッチン・浴室・洗面所等の水廻りの近くに多い現象です。
補強の必要がなかった建物の床下
床下にコンクリートが打ってあり湿気やシロアリが入れない様になっている
耐震診断が終り報告書と耐震補強提案をおこないます。耐震補強の必要な家や、補強よりも建替えの方が良い家等色々な建物がありますが、お客様と相談をして今後の方針を決定させていただきます。今お住いの家を今後どの様に活用し使っていくかによって補強の仕方もまちまちです。家族構成、建築してどの位経つのか、家に対する思い入れ、補強に必要な資金等すべてを考慮してどのくらいの工事を行うか、お客様と一緒に考えてまいります。
実際の補強工事
壁の補強工事
壁が不足している場合新しい壁を作って補強します。
床下の補強工事
基礎が弱い場合床を剥いで基礎補強します。
床下の金物補強
床下天井裏等の金物補強を行います。取り付ける金物も強度を計算下上でどの金物を使うか決定します。
天井裏の金物補強
壁の補強工事
床を剥して取付る場合(床を新しくする時)
壁の補強工事
周りの壁を剥して施工(全面的に補強する場合)
壁の補強
補強する壁の周りを養生してから施工
壁の補強
「かべつよし」の取付完了。周りを壊さずに一箇所の壁のみの補強で良い場合
廻りに工事中のほこりが入り込まないように
しっかりとした養生をします。
壁の補強
耐震補強工事は、一軒一軒建てた年や周りの環境によってさまざまです。
当社は、お客様のライフスタイルに合わせた耐震補強やリフォーム工事を行い地域の皆様の役に立つ『財産と命』を守る耐震補強工事をすすめてまいります。